うらら迷路帖

19年6月号「うらら迷路帖」感想 お母さん・矢見との再会、千矢は一番占に!?

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19年5月号「うらら迷路帖」感想 運命に抗い続けた矢見前回の感想はこちら https://kirarareview.com/urarameirotyo_19_4 http...

 

 

ついに親子の再開

 

矢見を助けにきた千矢と九郎。

こうしてついに千矢の夢である「お母さんに会う」を叶えることができましたね。

そして、千矢は神様にみんなの呪いを解くお願いをしました。

 

九番占試験では視えなかった千矢が千里眼を完全に目醒めさせたことで神様すらも視えるようになっていました。

そう思うと試験の頃に比べてすごい成長をしましたね。

 

神様まで視えるようになった千矢をみて神様は

お前は矢見と同じように一番占に…町の花嫁に相応しい、故に

お前が新しい花嫁となり迷路町を救うならば友の呪いを解いてやろう

一番占になって花嫁にならないと迷路町はなくなり、うららも占いができなくなる。

そして、紺たちを救うこともできない。

 

選択があるようでないみたいなものですね。

もちろん、千矢の気持ちは決まっていました。

 

千矢は一番占になる約束をする

 

そんなの決まってるよ

私…一番占になる!

自分と同じように生きて欲しくない矢見たちからしたら当然、止めます。

 

でも、千矢としては「皆を救いたい」気持ちがあるため一番占になると言いました。

その時、千里眼で千矢は自分の未来を無意識的に占いましたね。

やっぱり多少は不安があったんだろうなー

 

  • 御殿山に住む千矢
  • 旅人になった千矢
  • 一番占になった千矢

どの未来になっても楽しそうに生きているところは千矢らしいですね!

あれだけ髪が切られるのを嫌がってた千矢が旅人だとショートにしているとは。

 

そして、未来の一番占になった千矢は言います。

どっちの道を選んだってその先でまた迷うかもしれない

あっちに行けばよかったって後悔するかもしれない

そんな時はその度に考えるの

自分を信じて自分の道は自分で決めて

もし間違っても

その選択は私の運命を作る大事な矢なんだよ

人生は選択の連続なんて言うけどどこに向かって行こうが流されずに自分で決めるのが大事だってことですね。

最後にどれだけ矢を束ねられるかは自分次第ってことでもあるのかな。

 

千矢にとって何よりも大事なことは「自分の未来に大切な人がいること」。

私がそう選ぶこと

誰にも文句はつけさせない!!

千矢は自分の未来を視た上で決心しましたね!

 

紺たちの呪いは無事、解けるも…

 

神様に「一番占になる」ことを約束したことで紺たちの呪いは解けて、ニナ先生たちも解放されたようですね。

ニナ先生たちいつの間に紺たちの場所まで来ていたんだろうか?

 

しかし、矢見と九郎の呪いは解けませんでした。

永く深く呪いが沁みていたことで解けなかったようです。

15年近く呪われていたとなるとかなりの侵食ぐあいになりそうですね。

 

そして、矢見は神様に言いました。

あなたは確かに私の大切な居場所だった

不思議で不気味なこの町が…

私、結構好きだったわ

呪われて自由が無くなったとはいえ、好きな居場所には変わりがなかったんですね。

 

それを聞いた神様は千矢の願いと思いに免じて矢見を迷路町から解放しました。

こうして矢見は九郎と共に自由になることができましたね。

 

それを最後に矢見が封印されていた場所は崩れ始め、九郎に乗って脱出をしました。

 

矢見と九郎との別れ、そして千矢は…

 

脱出した際に、矢見は時江さんの水晶に映り

時江、あの日はごめんね

あとふたつ言っておくわ

ありがとう…それから

さよなら私の大切な友達

ここで矢見の時江さんに対する気持ちが初めて伝わりましたね。

何度読んでもここで泣けてくる。。。

 

そして、町から解放されたことによって矢見と九郎の体は少しずつ消えていきました。

矢見によって町が残ったように矢見も町によって命が保たれていたんですね。

 

ついに2人との別れの時が来てしまいました。

千矢は「お母さん、お父さん、私ね…」と言って

ずっとずっと会いたかった

今…つらいのに会えてよかったってすごく思うの

私…一生懸命歩いてく

これからの私の道、私の未来

どうなるかわからないけど

きっとすてきな未来にしてみせる

だからみててね

途中で矢見と九郎の姿が映し出される演出がまた泣けてきますね。

そして、千矢は次の未来のために歩んで行くんでしょうね。

 

 

前からそろそろだとは思ってはいましたがついに次号で最終回となりました。

Twitterで書いたのですが

好きな作品が終わってしまうのは悲しいことではあるけどしっかり完結する作品を読めるだけで幸せなのかもなー

2巻が壁と言われるきららで、しかもきららミラクの休刊を移籍という形で残っただけでもすごいことなんじゃないかなー

なんて思いました。

 

正直、終わってツラいと思う方は多いと思いますが、何よりも中途半端に終わらず作者のはりかも先生が描ききれたことが一番よかったことだと思います。

 

それでは次号、最終回も楽しみにしています!

うららー!

 

次回の感想はこちら

19年7月号「うらら迷路帖」最終回 感想 呪いが解かれ、7年後の千矢たちの姿とは…?前回の感想はこちら https://kirarareview.com/urarameirotyo_19_6 http...

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POSTED COMMENT

  1. U・M より:

    今まで、神様と戦い、倒し、そうする事で友や両親を
    助けるのだとばかり思っていましたが、ああ言う方法もあったんですね・・・
    それでも千夜の両親の呪いは解けないまま、それでも迷路町からは
    解放されたと言う所に千夜が犯した罪の重さが感じられました。

    • きららの日々 管理人 より:

      僕も絶対に戦うと思っていましたねー
      まさかの展開に驚いて、そして泣けました。
      やっぱり迷路町を作った神様を裏切る行為はとても重いでしょうね。
      千矢の選んだ道は笑顔で溢れているといいですねー

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